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【Youtube】改善ファシリテーション入門④ │ これからのAI時代に必要な「SETMAP」の考え方

目次

※本コラムは、上記動画「改善ファシリテーション入門~その4~」を要約した内容になっています。

私は、株式会社知識経営研究所(旧社名:現ナレッジリーン)の坂田と申します。
「改善ファシリテーション入門」と題したビデオシリーズを制作しております。

第1部では新5S思考術についてお話ししました。
第2部では、問題解決に強い次世代リーダーや管理職者を育成するための、教育計画の立案や見直しについてお話しさせていただいております。


前回は、説得力についてのお話で中断されています。
説得力とは、相手に”あなたにとって良いことがありますよ”と納得させる力のことです。
リーダーや管理職は、部下や後輩に対して何かを話す際、”これをやると君に良いことがある”としっかりと伝える力が求められます。

改善ファシリテーションの進め方

リーダーシップにおいては、「説得力」が非常に重要です。
また、部下や後輩には様々な性格の人がいます。
脳科学的に見ると、問題に対する見方が人それぞれ異なることがわかります。
異なる視点を持つメンバーを集めることで、チームワークが発揮されやすくなります。

リーダーや管理職は、自分のチームや部署のメンバーがどのような思考を持っているか、問題に対する見方の特性を把握することが重要です。
チームを編成する際、一つの問題に対して異なる視点を持つメンバーを集めることで、強いチームが形成されます。

「コミュニケーション力」も重要です。
説得力の背景には、コミュニケーション力が必要です。
最低でも、コーチングの基本を学び、人の話をしっかり聴き、理解し、適切なフィードバックを返す能力を身につけることが求められます。

「学習力」も重要です。リーダーや管理職自らが学習力を持ち続けることが必要です。

コミュニケーション力を学ぶ前提として、学習力がなければなりません。
図のようなUの形に添って、改善ファシリテーター研修のトレーニングを行っています。
学習力がないと、このUの流れが途中で止まってしまいます。

これからの時代、言われたことを自分で考えて行動していく人格を育成していかなければなりません。

セットマップ(SETMAP)


改善ファシリテーターを育成する際、私たちは「セットマップ(SETMAP)」という概念に基づいて教育を進めています。
セットマップは、科学(Science)、エンジニアリング(Engineering)、技術(Technology)、数学(Mathematics)、アート(Architect)、原則(Principle)、共感(empathy)など、多岐にわたる知識とスキルを含んでいます。

リーダーシップを発揮するためには、アートや共感力のような感性が重要だと坂田は考えます。

アートでは、線を描いたり、色を選んだりといったテクニックを駆使して構成・構築を行っています。
その結果、絵を作り上げ、周囲を感動させる、この過程が問題解決と全く同じになります。

問題解決では、知識、経験、分析力、周囲の関係性などを駆使して、構成・構築を行うといったアート的な考え方が、とても役に立ちます。

ロジカルシンキングのような論理的な考え方よりも、アートな考え方の方が、スムーズな問題解決に効果的です。
また、共感力を持つことで、頼みやすくなり、信頼関係が築かれ、組織全体の問題解決がスムーズになります。


以上が、私たちが重視しているリーダー育成の基本的な考え方です。次回は、これからのリーダーに求められる「4C」についてお話しさせていただきます。


ありがとうございました。



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