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改善を円滑に進める「 3つの柱 」│日常業務でムダに気付ける人財育成

目次

数多くの組織を見ていると、改善が進むケースと進まないケースに分かれます。
改善を円滑に進めることを「改善ファシリテーション」といいますが、このファシリテーションが上手くいく職場と上手くいかない職場の違いはどこにあるのでしょうか?

今回は、改善ファシリテーションについてのお話です。
改善を円滑に進めるための「 3つの柱 」を理解できますよ。

改善がファシリテートする(円滑に進む)条件

改善がファシリテートする(円滑に進む)条件として、まずはじめに「仕事のやり方が決まっている。」ことが挙げられます。

例えば、ある業務チーム内で仕事のやり方がバラバラだと、その仕事の結果にばらつきがおきてしまい、何か改善を施したとしても、改善の効果をチーム全体で得るコトができません。

ですから、あらかじめ「仕事のやり方」を決めておき、チームメンバー全員で・同じ手順でその仕事を遂行する必要があるのです。
また、それぞれが異なる手順で仕事をしていると「改善の狙い撃ち」も難しくなります。
手順がバラバラだと、改善ポイントが散々してしまい、たとえ改善を施したとしても、小さな効果しか得られません。
効率的かつ効果的な改善を展開するには、同じ手順で仕事をすすめ、一点集中で改善を施した方が効果が大きくなるのです。

そして、次に大切なポイントは「ムダを見つけるテクニックがあること。」です。
仕事の中には、ムダな「モノ・ゴト」が隠れていて、これが業務効率を下げてしまいます。

例えば、なにか文房具や工具などを取り上げる際
「取りにくいな・・・」と感じたり
「戻しにくいな・・・」と感じたとき
これがムダを見つけたときです。

しかし、日頃業務におわれ、なかなかムダに気付かないケースが多い様です。日常業務の中でも「○○にくい」に気付ける人財を育成することが大切です。

リーダーが学ばなければならないこと

さらには、「改善に対するモチベーションが高いこと。」も必要です。改善のモチベーションとは、見つけた(気付いた)ムダを取り除くための行動を指します。

行動には、自らの意志で行動をする「内発的」なものと、周囲からの声がけなどで行動する「外発的」なものがあります。

「内発的」「外発的」な、刺激を職場内で高めておく必要もあります。特に多いのが、職場のリーダーが「外発的動機付け」に失敗し、職場の改善モチベーションが高まらないケースです。

リーダーは、改善活動に関する「行動科学」や「やる気に係わる心理学」などを学ぶ必要があるでしょう。
そして、多くの組織では、「手順を決める」と「ムダに気づく」に対しては盛んに教育が行われているのですが「改善モチベーション」についての教育/訓練が、教育研修プランから外れていることが多い様です。

弊社では、広大な領域を持つ「行動科学」や「やる気心理学」を整理し、「改善モチベーション」に関する教育/訓練プログラムをご提供できますので、お気軽にお問い合わせください。
このプログラムにより、

①仕組みができていること
②ムダを見つけるテクニックがあること
③改善に対するモチベーションが高いこと

この 3つの柱 が整った状態を醸成し維持成長させることが可能です。
3つの柱 のバランスでマネジメントしながら、さらに改善に強い組織へと成長させましょう。


改善テクニック|知識経営研究所

課題や問題を解決するためには、その状況に合った改善テクニックを選択して使うことが重要です。弊社では今までの知見から『改善のツボ』を見つけ出し、必要なテクニックやツールをご提供いたします。ISOマネジメント運用をブラッシュアップさせることにも有効です。

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問題解決・課題解決|知識経営研究所

『問題解決」ができる組織とは、どのような組織なのでしょうか。それは、改善が思うように進む組織(改善する組織)のことです。『問題解決』できる組織の育成には、ムダを見つける教育が欠かせません。

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坂田 和則さん画像
マネジメントコンサルティング部 部長
坂田 和則

国内外において、企業内外教育、自己啓発、人材活性化、コストダウン改善のサポートを数多く手がける。「その気にさせるきっかけ」を研究しながら改善ファシリテーションの概念を構築し提唱している。 特に課題解決に必要なコミュニケーション、モチベーション、プレゼンテーション、リーダーシップ、解決行動活性化支援に強く、働く人の喜びを組織の成果につなげるよう活動中。 新5S思考術を用いたコンサルティングやセミナーを行い、企業支援数が190件以上及び年間延べ3,400人を越える人を対象に講演やセミナーの実績を誇る。

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