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チームで問題解決するときのヒント│テクニック磨きに必要な3つの学び

目次

チームで問題解決に挑むには?

問題や課題を突きつけられたとき、瞬間的にどのように感じるでしょうか?

 A. 解決行動に意識が向く
 B. 分析やデータ集めに意識が向く

チームで問題解決するためのヒントをお届けします。

問題解決では、問題の捉え方の違いが良質なアイデアを生み出す

問題の捉え方は人それぞれ。
否定は避けましょう。
捉え方の違いがあるからこそ、たくさん改善アイデアがとび出すのです。
否定が積み重なると、不信感を招く原因になります。

今回は、なぜなぜ分析をファシリテートするノウハウをお伝えします。
リーダーが学ぶべきスキルがわかります。

チームで問題解決に挑む際の注意点

リーダーはチームで問題解決に挑むときは、これに気を付けてください。
それは、『問題定義を最初に決める』ことです。

・現象や事象は何か?
・どう悪さをしているのか?
・どのような影響があるのか?

少なくとも3つの項目については、チーム全員に共通の理解を促しましょう。
なぜなぜ分析前に必ずです。

人には様々な問題認知パターンが存在します。
・一つの事象を深く追求する『 プロセス思考タイプ 』
・多くの事象を浅く広く追求する『 オプション思考タイプ 』
・周囲の情報に敏感な『 外的基準タイプ 』
・自分で納得するまで調べる『 内的基準タイプ 』

問題認識カテゴリーは15個
細かいパターンは約40種類
ちなみに詳細な全てのパターンは約150個特定されています。
驚くほど人の問題認識パターンは数多いのです。

チームでなぜなぜ分析をするときは数多くの認識パターンが集まります。
するとどうなるか?
もうゴチャゴチャ。

最後には、リーダーが強制的にまとめて終了します。

これでは若手が育つはずありません。
対策もリーダーが決めると、メンバーは分析に参加した実感ないので無関心に。
なぜなぜ分析を始める前に、必ず問題の定義を決めましょう。

これは改善ファシリテーターのテクです。

ゴチャゴチャになる前に
問題定義は、誰もが同じ認識を持てるように工夫が必要です。
リーダーなら身につけたいテクです。

問題解決を容易にするには人間の認識パターンも理解しておく

問題解決をファシリテートするには問題解決テクだけではなく、
人の問題認識のパターンについても学んでおくと良いでしょう。

テクを磨くには3つの学びが効果的。
・原理原則アプローチ ( 動作原理、加工原理や人の認識のしかたなどを学ぶ )
・LABプロファイル®(問題認識のパターンを学ぶ)
・改善ファシリテーター( 円滑に問題が進むコミュニケーションテクを学ぶ )

どんなときでも学びを止めないことが大切です。
なぜなぜ分析を円滑に進めるために、ぜひ学び続けましょう。

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マネジメントコンサルティング部 部長
坂田 和則

国内外において、企業内外教育、自己啓発、人材活性化、コストダウン改善のサポートを数多く手がける。「その気にさせるきっかけ」を研究しながら改善ファシリテーションの概念を構築し提唱している。 特に課題解決に必要なコミュニケーション、モチベーション、プレゼンテーション、リーダーシップ、解決行動活性化支援に強く、働く人の喜びを組織の成果につなげるよう活動中。 新5S思考術を用いたコンサルティングやセミナーを行い、企業支援数が190件以上及び年間延べ3,400人を越える人を対象に講演やセミナーの実績を誇る。

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