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プレゼンテーション上達 の秘訣│ プレゼンテクニック習得の3ステップ

目次

プレゼンテーション上達 の秘訣は!?

先日、Webミーティングでお客様と話している時、私こと坂田が プレゼンテーション の最中に意識している点をお話ししたところ「その内容を絶対セミナーで公開すべきですよ!」と熱いリクエストをいただいてしまいました。

プレゼンテーションのテクニックとは、私だけが使いこなすのではなく、他の方も使いこなせることができるからこそ、「テクニック」なのです。
あなたも、このテクニックを意識するだけで、伝え方や 話し方 が格段に上手になりますよ。

プレゼンテーション上達 の秘訣は「テクニックを意識して伝える」こと

私は、 話し方 や説明が上手な訳ではありません。
テクニックを意識して伝えているだけなのです。
もちろん、どんなシーンにおかれてもテクニックを意識できるよう簡単なトレーニングもしました。

プレゼンテーションの天才と呼ばれる人は、得てして他の人にそのプレゼンテクニックを伝える事ができないケースが多いようです。
きっと、無意識にそのテクニックを使いこなしているため、何に意識を向ければ良いのかうまく説明ができないのでしょう。
まさに天才です!

プレゼンテーションテクニックを習得する3ステップ

しかし、凡人である私は無意識で話すなんて無理です。
自ら意識できるテクニックを持っていないと、上手くプレゼンをすることが私にはできないのです。
私は、その意識するテクニックを3つのステップで会得しました。

  1. メタプログラムを学ぶ。NLP(神経言語プログラミング)やLABプロファイル®学ぶ。
  2. メタプログラムパターンを識別できるようにする。NLPやLABプロファイル®を習う。
  3. メタプログラムに合った言葉を選びながら伝える。相手の理解しやすい言葉でプレゼンテーションを行う。

メタプログラムとは、人それぞれが持つ情報処理のパターンのようなものです。
このパターンを意識し、言葉を選びながら文脈を構成することで、円滑に相手の理解を促すことができます。

私は、話や説明が上手い訳ではありません。
私の場合、隙間時間を使ってそのテクニックを会得しただけなのです。
あなたもそのテクニックを身に付け、意識するだけで、伝え方が上手くなります。

プレゼンテーションにおける「親密さ」はどれだけ大切か

プレゼンテーションにおいて親密さはとても重要な要素です。
あなたが醸し出す親密さで、プレゼンテーションの質が大きく変わるのです。
しかし、あまり親しくも無いのに、親密さを相手に印象づけても押し売りになるばかりで悪い印象を与えてしまいます。

親密さは、とても大切です。
しかし、どこかで線引きをしなければなりません。
この線引きをするときに、メタプログラムの知識があると線引きが容易になります。

前回、プレゼンテーションテクニックを伸ばすには、メタプログラムを学ぶ事が大切と書きました。
今回は、メタプログラムと良好な親密さについて書きます。

親密さとは、相手の不安を取り除くこと

話を聴いている人は、あなたに親密さを感じると「自分に話しかけられている」という感覚になり、あなたの話に耳を傾けてくれるようになります。

親密さと馴れ馴れしさは違います。親密さとは、相手の不安を取り除くことです。

あなたの プレゼンテーション を聞いている人は、必ず何らかの不安感を抱きながら、あなたの話を聴いています。

・本当にプレゼンの内容は信じられるのだろうか?
・忙しいのにこんなプレゼンを聞いていて、業務は滞っていないだろうか?
・この人に質問をしてもいいのだろうか?

などなど数えればキリがないほどです。
あなたは、最初から プレゼンテーション を通じてこれらを取り除かなければなりません。
これを見失った状態でプレゼンテーション中に親密さを醸し出すと「馴れ馴れしい」と押しつけを感じられてしまうリスクが高くなります。

もちろん、馴れ馴れしいくらいの親密さを築かなければならない相手もいるでしょう。
しかし、試行錯誤を繰り返しながら、どこまで「馴れ馴れしくして良いのか?」のラインをあなたが見つけ出さなければ、相手から悪い印象を持たれてしまうのです。

攻めすぎてもだめ。
ひきすぎてもだめ。
最も良い線引き位置を見つけ出すのです。

親密さとは、相手の不安を取り除くこと。
この時、メタプログラムの知識があると、親密さを醸し出すことができるようになります。

プレゼンテーション上達 のためのメタプログラムとは?

メタプログラムとは、人それぞれが持っている脳内の事象の感じ方のパターンです。
例えば、メタプログラムには目的思考型と問題回避型というパターンが存在します。

あなたが次のようにプレゼンテーションを始めたとしましょう。
「今日は、○○○についてご紹介させていただきたいと思います。少々、長い時間になりますがお付き合いくださいますようよろしくお願いします。」

この内容を聞いた目的志向型の人は
「このプレゼンで何が達成できるのかよく分からないから不安だな。」

同じく内容を聞いた問題回避型の人は
「このプレゼンで想定されている問題を回避できるか分からないから不安だな。」

と感じ取ってしまいます。
不安を与えてしまったことで、すでに親密さは壊れかけてしまっています。
この場合、次のような言葉を発しながら相手の不安を取り除く伝え方をします。

「今日は、○○○についてご紹介させていただきますが、御社の抱える問題の回避方法と何を達成することができるのかについて、まずはお話させていただきます。」
このように伝えることによって、目的思考型にも問題回避型にも親密さを感じさせることができます。

よくある失敗ですが、あなたが問題回避型の場合、問題を回避することについての話をしたがります。
こうなると、目的思考型の人の不安を取り除くことができず、親密さが下がってしまいます。

逆に、あなたが目的志向型の場合、何を達成することができるかという話をしやすくなります。
そうすると、問題回避型の人にとっては、どのような問題が回避できるのか理解できず親密さが損なわれ、あなたの話に耳を傾けなくなります。

絶妙な親密さのラインは、メタプログラムを応用しながら設定し、その設定位置から少し攻めたり、少しひいたりを繰り返しながら見つけ出すと効率的です。
もちろん、表情や行動範囲、声のトーンやテンポ、手の動きなども大切な要素ですが、メタプログラムを使った親密さのレベル調整も大切なのです。

メタプログラムは、14種類の分類と詳細内容が設定されており、これらを使いこなすことで伝えるテクニックが身につき、絶妙な親密さを作り出す近道を進むことができます。

この知識とテクニックをトレーニングを通じて身に付けることで、あなたの伝える技術が向上していきますよ。

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マネジメントコンサルティング部 部長
坂田 和則

国内外において、企業内外教育、自己啓発、人材活性化、コストダウン改善のサポートを数多く手がける。「その気にさせるきっかけ」を研究しながら改善ファシリテーションの概念を構築し提唱している。 特に課題解決に必要なコミュニケーション、モチベーション、プレゼンテーション、リーダーシップ、解決行動活性化支援に強く、働く人の喜びを組織の成果につなげるよう活動中。 新5S思考術を用いたコンサルティングやセミナーを行い、企業支援数が190件以上及び年間延べ3,400人を越える人を対象に講演やセミナーの実績を誇る。

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