次世代リーダー育成研修│ 自ら考え、問題解決していける人材を育成
次世代リーダー育成研修で『問題解決する組織』を創る
株式会社ナレッジリーンでは、自ら考えて問題解決できる人材を育成し、向上を図れる組織を『問題解決する組織』(Problem Solving Organization)と呼んでいます。
『問題解決する組織』を構築するためには、ヒトに関する能力を高める「人間重視型」研修とモノ・コトに関する改善を行う「物質・タスク重視型」研修を行い、左記に示す6つの能力を高め、リーダー、次世代リーダーを育成していくことを推奨しています。
効果的かつ効率的に問題解決できる組織づくり
上記の画像に示した通り、左上の学習力から始まり、伝達力(コミュニケーション)、指導力(リーダーシップ)、検出力、分析力、行動力とUの字を描きながらそれぞれの能力を高めていくことで可能となります。
この流れで教育訓練計画を作成することで、問題解決できるリーダーの自覚を促すことができます。
『物質タスク重視型』と『人間重視型』のバランス
一般的な会社におけるマネジメントは次の2通りに分類されます。
設備や装置・データ・プロセス・マニュアル・システムといった、人以外のモノやタスクを重視したマネジメントと、人を重視したマネジメントです。
弊社では左側を『人間重視型』研修トレーニング、右側を『物質・タスク重視型』研修トレーニングと位置づけており、この両方を兼ね備えたリーダーを育成しております。
弊社が推奨するマネジメント手法は、二つのバランスをとることです。たとえば、
IT関連のシステムや最新の機械装置を導入することは『物質・タスク重視型マネジメント』ですが、それだけで生産性向上や業務効率が達成できるでしょうか?
たしかに機器や装置の導入により、一定の成果が得られます。
しかし、働く人の当事者意識も同時に育てなければ、真の組織力を発揮することはできないのではないでしょうか。
なぜなら、機器やシステムを使うのは人だからです。
人が『自ら直接その事象に関わっている』という当事者意識を育て、成長を促すことも重要です。
この当事者意識を育てるマネジメントを「人間重視型マネジメント」と呼んでいます。
弊社では、双方におけるマネジメントのバランス化を目指した、リーダー・次世代リーダー育成研修などのサービスを提供しております。
『物質・タスク重視型』研修
~主にモノ・コトに関する改善を行う研修プログラム~
1.行動力
問題を解決できる組織の1つ目の特徴として、「行動力」が挙げられます。改善活動を行っていると、途中で立ち消えになってしまう企業様も少なくありません。
解決できる組織となるには、第一に一歩踏み出す『行動力』、成果が出るまでやり抜く『行動力』、さらに新たな目標に向かって前進し続ける『行動力』、この3つの「行動力」が必要です。
2.分析力
問題を解決できる組織の2つ目の特徴として、「分析力」が挙げられます。できない組織の特徴として、定義自体が間違っているケースが良く見られます。定義の仕方次第で、対策がとんでもない方向に行ってしまうことさえあります。
逆にいえば定義の段階で、誰もが納得できる問題定義を行えば、「問題」が解決したも同然です。誰もが納得する「問題」定義をするためには、詳細に分析し、細分化しなければいけません。この段階ではシンプルに整理する能力を身に付ける必要があります。
3.検出力
どんなに「行動力」があっても、どんなに「分析力」を身に付けていても、そもそも問題に気づく力「検出力」を磨かなければ、問題を解決することはできません。
私たちの組織で起きている「問題は何か?」ということを常に考え続ける必要があります。「検出力」→「分析力」→「行動力」の順で教育訓練することが、問題解決に強い人材を育成するための近道です。
分析ツールの使い方や問題解決の考え方が身につき、この研修を『物質・タスク重視型トレーニング』と呼んでいます。
『人間重視型』研修
~主に人に関する能力を高める研修プログラム~
しかし、どんなに物質タスク型トレーニングで人財を育成しても、最後まで諦めない力(レジリエンス)を同時に高めておかなければ、真の問題を解決できる組織に到達することはありません。
諦めない力を高めるには、人間力の教育訓練が必要とされます。
この訓練を「人間重視型トレーニング」と呼んでいます。
問題を解決できる組織・リーダー育成を目指すのなら、「物質・タスク重視型と人間重視型のバランス化」を教育訓練計画に盛り込む必要があるのです。
4.指導力(リーダーシップ)
リーダーや管理職は、チームの人たちの先頭に立ち自ら「指導力」(リーダーシップ)を発揮しなければいけない立場です。
チームとして確実に成果を出し、成長し続けるためには、様々な価値観や考え方を持つ人でチームを構成していかなければなりません。
チームメンバーとの協力と協調が作り出せるチームビルディングを形成するためには、まずは自分またはメンバーのビジネス心理(価値観・考え方・性格)を知り、メンバー1人1人の能力を最大限に発揮できる環境を作っていく(適材適所)ことを目指します。
5.伝達力(コミュニケーション)
問題の発生を予測したり、未然に防ぐためには、リーダーや管理職であるあなたのもとに情報が集まってこなければ正しい判断は難しいでしょう。
部下からの些細な情報を確実に得られるようになるためには、あなた自身の「伝達力」(コミュニケーション)を高めることが必要です。
リーダーや管理職であるあなたは、自分だけの言葉を使って話してしまいがちです。
部下や後輩にも分かる言葉を話すことで、話しやすい上司として信頼されるので、多くの情報が集まるようになります。
6.学習力
組織における「学習力」を高めるためには、教えられたことに興味を持ち、自ら実践しながら成長を楽しむ姿勢を持つ人を増やす必要があります。
学習力を加速させるには、情報整理術や読解力、記憶力を高めることです。
研修プログラム一覧
能力 | セミナー名称/研修一覧 |
学習力 | セミナー① マインドマップ |
伝達力 | セミナー⑤ リーダーズコミュニケーション研修 ver.1 (NLPビジネスコーチング) |
指導力 | セミナー⑦ ビジネス心理Ⅰ・Ⅱ(チームビルディング) |
検出力 | セミナー⑧ 新5S思考術 |
分析力 | セミナー⑩ なぜなぜ分析 【基本編】 |
行動力 | セミナー⑭ 「問題解決」行動 ~改善実習指導~ |
その他 | |
研修パッケージ | 改善ファシリテーター 次世代リーダー研修 詳しくは下記をご参照ください。 |
「 改善ファシリテーター
次世代リーダー研修 」のご紹介
あなたの会社の未来を切り拓くリーダーを育成します
幹部やリーダーに昇進・昇格する未来のリーダーに対して、「学習力」「伝達力(コミュニケーション)」「指導力(リーダーシップ)」「検出力」「分析力」「行動力」を総合的に鍛えるプランです。
弊社では、教育・実習コンテンツを一定期間(約1年間)かけて提供し、次世代リーダーの育成と意識改革を行います。
■期待される成果
- 問題検出力の向上
- 問題解決力の向上
- 改善力の向上
- 部下や後輩の育成力向上
- 学習意欲の向上
■コース内容(一例)
- 開校式/マインドマップ 1日間 4月開講
- 改善ファシリテーション 1日間 4月開講
- 速読術 1日間 5月開講
- 記憶術 1日間 6月開講
- 新5S思考術 1日間 7月開講
- 新5S体験型 ~ムダを探す~ 1日間 7月開講
- なぜなぜ分析 【基本編】
- なぜなぜ分析 【実践編】 2日間 9月開講
- 問題解決原理原則アプローチ 3日間 10月開講
- ビジネス心理Ⅰ・Ⅱ(チームビルディング) 2日間 11月開講
- 「問題解決」行動 ~改善実習指導~ 4日間 12月開講
- リーダーズコミュニケーション研修ver.2 (LABプロファイル®) 2日間 1月開講
- 成果発表会/修了式 1日間 2月開講
規定のセミナーおよび実習に参加し、さらに『問題解決』行動実習で一定の成果を得た受講生には、『改善ファシリテーター修了証』を授与いたします。
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