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コラム

「ぼーーっ」で生まれる、ひらめき脳│アイデアが出やすい脳の作り方

目次

 ひらめく脳 は、「ぼーーっ」とすることから生まれる!

7月・8月と全国的に暑い日が続いているようです。
私の住む神奈川でも、連日30℃をラク~に超える日々が続いていて、熱さのあまり、ボーっとしてしまうこともしばしばです。

みなさんも、熱中症には気を付けてくださいませ。
さて、今日のブログは「ぼーーーーーっ」とすることについてのお話です。

熱中症で「ぼーっ」とすることでなく、ビジネスシーンの中での、 ひらめく脳 についてのお話です。
ズバリ!「ぼーーーーっ」とすると脳が活性化され、頭がスッキリしたり、アイデアが浮かびやすくなるのです!
日常での、ひらめきや悩み解決に役立つお話ですので、最後までお付き合いください。

発明王エジソンも、ぼーーーっとしていた!?

かの有名なエジソンは、2,000件を超える特許を有する発明家です。
そして、彼自身が「ぼーーっ」とする時間を自ら作り出し、数々の発明につなげていたようなのです。
もしかしたら、この時間を利用して数多くの特許を取得したのかも知れません。

エジソンは、片方の手のひらに鉄の玉を乗せて、ものごとを考える様にしていたそうです。
しかし、発明王とはいえ、次から次へとアイデアが浮かばず、ウトウトと居眠りを始めていたそうです。

ウトウト・・・
ウトウト・・・・・
だんだんと眠くな~る 眠くな~る・・・・・

すると、手のひらに乗せていた鉄の玉が落下し「コトッ!」と音を立て、その音が耳に届くとエジソンは「ハッ!!」と目を覚まし、この時思い浮かんだことをノートに書き残し続けた、との話です。

ウトウト・・ウトウト・・・を繰り返していると、だんだん深い眠りへと移ろい、筋肉の力が緩むと手の平に乗せていた鉄の玉が「コトッ!」と落ちる音をで目を覚ましたエジソンは、この時ひらめいたことを発明に繋げていたようです。

ウトウトは、科学的にもひらめきがおきやすいことが解っています。
ワシントン大学の研究では、ぼーーーーーーーーーーーっとしている時の脳は、通常の15倍ほど活動が活発になることや、記憶中枢や価値判断をする部位が活性化される ということが発見されています。

また、脳が「ぼーーーっ」っとしている時に働く脳内ネットワーク(デフォルトネットワーク)が活性化すると、アイデアが出やすいことも別の研究で解っています。

「ぼーーーーっ」とすると脳が活性化され、頭がスッキリしたり、アイデアが浮かびやすくなるのです。
ひらめきや悩み解決には「ぼーーーーっ」とすることも大切なのです。

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坂田 和則さん画像
マネジメントコンサルティング部 部長
坂田 和則

国内外において、企業内外教育、自己啓発、人材活性化、コストダウン改善のサポートを数多く手がける。「その気にさせるきっかけ」を研究しながら改善ファシリテーションの概念を構築し提唱している。 特に課題解決に必要なコミュニケーション、モチベーション、プレゼンテーション、リーダーシップ、解決行動活性化支援に強く、働く人の喜びを組織の成果につなげるよう活動中。 新5S思考術を用いたコンサルティングやセミナーを行い、企業支援数が190件以上及び年間延べ3,400人を越える人を対象に講演やセミナーの実績を誇る。

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