• ホーム
  • コラム
  • 【Youtube】新5S思考術 ② │ 『5S×心理学』であなたの会社の思考が磨かれる!!
コラム

【Youtube】新5S思考術 ② │ 『5S×心理学』であなたの会社の思考が磨かれる!!

目次

※本コラムは、上記動画「【5S活動】『5S×心理学』であなたの会社の思考が磨かれる!!~新5S思考術 その2~」を要約した内容になっています。

株式会社知識経営研究所(:旧社名・現:株式会社ナレッジリーン)の坂田でございます。
現在、新5S思考術についてのお話をさせていただいております。

前回は整理のできていない職場は無駄がいっぱい隠れてしまって、なかなか改善が進まない、というところでお話が終わりました。

今日は、その続きからお話をさせていただきます。
今回もよろしくお願い致します。

整理(前回の続き)

前回もお話しましたが、リーダー研修の中で、現場の無駄を取る、職場の無駄を取る、という改善実習をよく行っています。
どのチームもだいたい2日間ぐらいで無駄を半分にして帰ってきます。

しっかり無駄を見つけることができれば、改善は進むのですが、整理ができていない職場では、まず整理をしてから無駄を見つけるという行動に入るので、2日間で無駄を半分にするのは難しいです。

整理ができている職場では、改善チームはどんどん無駄を取ってきますが、整理ができていない職場では、いつまでも無駄が半分にならず、チームのモチベーションが下がってしまうこともあります。
この研修も約8年間以上続けていますが、整理の重要性がはっきりとわかります。

皆さんの職場でも、日頃からいる物事といらない物事を分けて、いらない物事はどんどん捨てていくことが大切です。

どうしても捨てられないものについてはルールを作っておくことで、無駄を見つけやすくなります。
また、3ヶ月ルールを守ることで、厳しいルールでも守る人材を育てることができます。

次に、よく使うものは近くに置き、あまり使わないものは遠くに置くということを繰り返すことで、無駄な動作を減らすことができます。
動作が増えると災害リスクも増えます。
整理をすることで、動作を減らし、災害リスクを少なくすることができます。

とにかく捨てることを徹底してください。
いつか使うかもしれないからとっておくのは無駄です。
不要なものはどんどん捨ててください。

整理が進んだ職場では、捨ててもなんとかなるということが実感できます。
ただし、ルールを決めて、捨ててはいけないものはちゃんと取っておくことが大切です。

要るものと要らない物事を分け、いらない物事は3ヶ月以内に使わないものを捨てていく。
そして、いるものだけが残ったならば、よく使うものを近くに置き、あまり使わないものは遠くに置く。
このような活動が整理です。

清掃

次に清掃についてお話します。
清掃とは、単に物事をきれいにすることだけではありません。
清掃をしながら、その意味や機能、原理を考えながら行うことです。

例えば、生産設備を清掃しながら、センサーやスイッチ、グリスを入れる場所の意味を考えながら行うことです。

清掃は点検でもあります。
意味を持った清掃を行うことで、部下や後輩の意識を高めることができます。
テーマを持った清掃を行うことで、安全意識や保全意識、品質意識を育てることができます。

テーマを持った清掃の例としては、

・グリスを入れる場所を見つけながら清掃する
・油漏れをしている場所を見つけながら清掃する
・異物が落ちている場所を見つけながら清掃する 

などがあります。
これにより、部下や後輩の意識を高めることができます。


今日は、テーマを持った清掃を行うことで、部下や後輩の意識を高めるという、お話をさせていただきました。
次回はこの続きからお話をさせていただきます。

ありがとうございました。


セミナー|ナレッジリーン

ナレッジリーンのセミナー一覧ページです。ナレッジリーンが開催するセミナー情報を掲載しています。

kmri.co.jp

og_img


毎週月曜日に「改善ファシリテーション」をテーマとしたコラムを更新、
火曜日にメールマガジンを配信しております。是非ご登録ください。(ご登録は無料です)

体験セミナーのお申し込みはこちらから

お気軽にお問い合わせください

お気軽に私たちにご相談ください

 03-6450-1877(受付時間 平日10:00~18:00)